名張市iroha整骨院スポーツジム~腰痛 骨粗しょう症 原因~

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名張市iroha整骨院スポーツジム~腰痛 骨粗しょう症 原因~

2021/06/01

名張市iroha整骨院スポーツジム~腰痛 骨粗しょう症 原因~

iroha整骨院スポーツジムの田之上です。

今回はまた腰痛の話、骨粗しょう症について書いていきます。

名前を聞いたことはあるけどどのような状態かわからない人も多いのではないでしょうか?

 

骨粗しょう症とは、本来は頑丈な骨がカルシウムなどが減少してスカ
スカに脆くなり、骨折しやすくなる病気のことです。

 
その結果、椎体が押し潰された状態となる「圧迫骨折」を引き起こし
腰痛の原因となります。

 

ではなぜ、「骨粗しょう症」になるのかその原因についてご説明していきます。

 

まず、骨粗しょう症は、その病気の原因によって、大きく2つのタイプに
分けられます。

 

一つ目は、「原発性骨粗しょう症」と呼ばれ、病気の原因が加齢や
閉経によって起きるものです。

 

二つ目は、「続発性骨粗しょう症」と呼ばれ、病気の原因が特定の
病気、または服用する薬の副作用によって起きるものです。

 

それでは、2つの骨粗しょう症について詳しく書いていきます。

腰痛の原因となる骨粗しょう症(1)原発性骨粗しょう症
「原発性骨粗しょう症」は、主に加齢によって発症するタイプです。


骨粗しょう症のほとんどが、この原発性骨粗しょう症と言われています。

 
閉経後の女性に圧倒的に多く、日本の骨粗しょう症患者のほとんどを
占めるとも言われています。


これは、「エストロゲン」という女性ホルモンの働きが、閉経
によって著しく低下するためです。

 

エストロゲンは、骨代謝と呼ばれる「骨の生まれ変わり機能」の中で、
カルシウムが溶け出してしまうのを常に抑制しています。


骨代謝のバランスがうまく取れていると、骨の強度をキチンと保つことが
できますが閉経後は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が著しく
減少します。


そのため、カルシウムの溶け出すスピードが増し、骨が脆く
なってしまうのです。

原発性骨粗しょう症は、加齢によって代謝が落ちれば男性にも見られる
症状ですが、閉経後の女性が圧倒的多数を占めています。

 

さらに悪循環で、年齢を重ねてくると、どうしても運動不足に
なりがちです。

 
カルシウムを骨に定着させるためには、運動などによって骨にある程度
の負荷をかける必要があります。

 

つまり、運動不足の状態を続けると骨は必然的に脆くなり、骨粗しょう症
の原因となるのです。

腰痛の原因となる骨粗しょう症(2)続発性骨粗しょう症
続発性骨粗しょう症は、内分泌疾患などの病気や、ステロイド剤
などの薬の服用が原因となって起きる骨粗しょう症のことです。


原因となる病気は、慢性腎不全、副甲状腺機能亢進症などの内分泌
疾患、関節リウマチ、動脈硬化、慢性の腎臓病、糖尿病などが挙げられます。


こういった病気による骨粗しょう症は骨質を脆くする物質が骨中に増えたり
骨を作るのに必要となる細胞に異常が見られたりすることで、骨量が減る
ことが多いです。

 

薬が原因の場合、アレルギーなどに使用するステロイド剤を、長期に
渡って服用した際の「副作用」として、骨粗しょう症を引き起こすことがあります。

実は、骨粗しょう症という病気は、静かな病気と呼ばれ、とても自覚症状が出づらい病気の一つです。

 

特に、初期段階における自覚症状は、まったくありません。

 

ある時、突然骨折をしてしまい、初めて「骨粗しょう症」に気づくということも
しばしばです。


ただし、高齢者になってくると、その症状が段々とあらわれます。


たとえば、60歳を過ぎた高齢者の方が、重いものを持った時や、椅子
から立ち上がる時「腰が痛い!」と訴えるのは、骨粗しょう症の自覚症状の一つです。

 

他にも、「身体を後ろに反らすと痛い」「背中や腰部が時々痛む」という
のも、骨粗しょう症になった高齢者がよく訴える症状です。

 

また、身内の方から「昔に比べて背中が丸まって来たね」と言われたり、
「身長が低くなって来たね」と言われたりするようなら、骨粗しょう症である
可能性が高いです。


その場合は、早めに整形外科などで診断してもらった方が良いでしょう。

 
骨粗しょう症は、進行するとちょっとしたことで骨折したり、酷い場合には
「圧迫骨折」という身体の重みだけで「背骨が潰れる」という状態になります。

 

圧迫骨折した瞬間、痛みを感じて症状に気づくこともありますが、そんな
状態でも、骨粗しょう症は痛みがない場合がありますので、注意が必要です。

 

ここまでが骨粗しょう症の説明です。

次回は対処法を書いていきます。

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