名張市iroha整骨院スポーツジム~肘の痛み 肘の構造~
2023/05/19
名張市iroha整骨院スポーツジム~肘の痛み 肘の構造~
Iroha整骨院スポーツジムの田之上です。
今回からは肘について書いていきます。
少しマイナーですがよろしくお願いします。
まず肘の構造について書いていきます。
肘に関わる骨は3本です。
一つ目は上腕骨という上腕の1本の骨です。
上腕骨は肘の近くでは両側に角が生えたような形をしており、それぞれ外側上顆、内側上顆と呼ばれます。
内側上顆の近くには尺骨神経という神経が走っています。
前腕には2本骨があり、尺骨と橈骨と呼ばれます。
尺骨が小指側、橈骨が親指側にある骨です。
尺骨は比較的しっかりと上腕骨に固定され、肘を曲げたり伸ばしたりという動きはできますが、手を回すときには動きません。
一方で橈骨はほとんど尺骨にくっついているような状態で、しかも自由に尺骨の周りを動くことができます。
前腕の筋肉は様々な種類があり、それぞれが上腕骨内側上顆、外側上顆に付着し、手を曲げ伸ばししたり、手を回したりするために収縮したり、弛緩したりします。
肘の関節は関節包という膜で包まれ、周囲を靱帯が頑丈に固定しています。
関節包の中には上腕骨、尺骨、橈骨いずれの骨の端っこも含まれており、関節包の中にある潤滑液のおかげでスムーズに動くことができるようになっています。
次回から肘の病気を書いていきます。
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